「白い秋」のおもてなし

秋は白秋とよばれます。この響きのせいでしょうか?

グラスに注がれた水は白く透き通り、天高い月の光も白く冴え

色ずき始めた木々の小径も白い筋を引いたようにみえるのは・・・

 

さて、本日は、お料理やおもてなしも学べる実用書クラスのお稽古です。

お稽古の後、美味しいランチをご馳走してくれました。

 

とても、手の込んだものばかり。美味しいです!

 

平島先生の料理

 

平島先生の料理

 

お食事の後の、お抹茶と生菓子は、また、見事です。

菓子鉢に盛られた菊の花のお菓子。まさに、「白秋」というイメージの和菓子です。

色は淡く、それぞれ、蕾から満開までが表現されています。

 

花びらの一枚一枚に開花するまでの微妙なうごきと色の変化、

その見事さにため息が漏れ、暫し見とれてしまいました。

 

平島先生の手作りお菓子

 

 

 

書もお料理もひとつの作品とみた時、基本の上にある積み重ねの技術、表現力

心配り、求めるところやはり同じですね。

 

勿体ない程の心配り、美味しいお料理でした。

深謝。