新元号が「令和」と発表された。
万葉集からの出典で、太宰府の大伴旅人邸で催された観梅の宴で、
詠まれたうたの序分だという。
王羲之の「蘭亭序」を思いだす。
早速、万葉集や、筑紫、筑前で、
万葉集ばかりを集めた写真集などを本棚から取り出してみた。
改めて見ると宴に集まった人の中に、山上憶良をはじめ、
「あをによし、奈良の都は咲く花の…」
で有名な小野老などもうたを連ねている。
小野と大伴は敵対の中ではなかったのか?
新元号をきっかけに、また、新しいことを知ることは喜ばしい。
徒然に、何枚か「令和」を書いてみた。
残った墨ですんなり遊べるのは相性がいいのか!?
「令和」に沸く中、桜は満開を迎えている。
うちの直ぐ前の公園も通りを挟んだ城跡の舞鶴公園も
花見の人でいっぱいだ。
万葉歌人の大伴旅人は酒好きだったという。
当時の酒はみりんのように甘く、
おつまみは塩辛かったというが、果たして…
様々に「令和」を思いながら、今年も花の舞いを楽しんだ。