「和歌を書くのに上品なブルーを帯びた料紙を作りたいんだけど・・・」
と、染色に詳しい友人に話したら、
「この時期の、臭木の実はどうかしら・・・」と、早々に案内してくれました。
福岡市の中心部から車で40分。篠栗四国八十八か所札所のある風光明媚な
山の中腹に臭木の花は咲いていました。
臭木の実は媒染なしでブルー系に染まるし、赤いガクは鉄媒染でグレーに染まるとか。
実は冷凍保存もできると教えてくれました。
草木染めは微妙です。果たしてどんな色に染まるのか?
たのしみです。
帰りは、草の香をかぎながら山中にある美味しいお蕎麦屋さんへ。
隣接する一面ガラス張りのカフェにも立ち寄り、眼下に広がる初秋の
景色を暫し堪能しました。