世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(業平)
今年の桜は咲きそうで咲かず、開花予報に合わせてお花見を
計画していた人たちが、花のない桜の下でお花見をしている
光景があちこちに見られました。
さて、待ちに待った桜がやっと咲きましたが・・・毎日、雨模様。
でも、雨に咲く桜も風情があっていいものです。
今、花霞を包み込むようにやさしく降り注ぐの雨は、花時雨と呼ぶより
「桜雨」とそっと囁くのが似合いそう・・・
優しく儚い花びら、花の雫に癒されながら城跡舞鶴公園から
大濠公園に向かって朝の散歩に行きました。
お昼は、お稽古の後、桜のランチを頂きました。
桜のメレンゲも、料理研究家の平島さんの作です。
薄墨で「桜のめれんげ」を添えて・・・
仄かに甘く、儚い桜のイメージが見事に表現された作です。
今日も好い一日に感謝。