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2008年5月11日更新

台湾の旅

ゴールデンウィークも終わったころ、福岡教室でお稽古しているメンバーと台北への旅へ出かけました。
故宮博物館は初めての人もいたので、前もって資料をつくり自分の興味ある作はチェックして出かけましたが、思いのほか貸切のようにゆっくりとみることが出来ました。
玉・器・印・日頃馴染の唐の拓(王羲之千字文褚遂良書etc)・青銅器(散氏盤や鐘etc)特に毛公鼎の500文字は、勉強したてのホヤホヤで2800年前の本物を目にし、みんな感激でした。

2日目は楽しみにしていた九份に行きました。九份は私もはじめてです。 「千と千尋の神隠し」の風景とよく似ていると聞き、DVDを見たりして胸ふくらませて出かけました。 元来、九份は家が9軒しかなく、何でも9つに分けて生活していたとのことから、九份と名がついたとか?しかし、小さな村だったのが18世紀末に金が発見されると、一攫千金を求めて人が集まり、一時は人口が数万人になり台北にも劣らない歓楽地になったそうです。金脈がつきると、みんな散り、町も昔に戻って静かになりますが、映画「非情城市」の舞台になり一躍ブームが訪れ観光地に・・・。急斜面で路地のように狭い道の両側には店がびっしりと並んでいました。レトロで無国籍とも思える建て物の中に日本語の看板も目にしました。「しかし、今は観光地化されてしまい、昔はとてもよかったのに・・・」と、ガイドしてくれた人の話でした。


 
台北と基隆の中間位にある野柳海岸自然公園は、荒涼とした岩地で岩には無数の小さな穴があき、その上にキノコ、ろうそく、豆腐を並べたような岩から、人の頭形をした岩など、大きな作品と呼べそうなものがいっぱい。下を見れば、節足動物や貝の化石などが浮かんだ石もありました。

 
これは遠い昔、海底から隆起した山々が数百万年の間に、風や波に削られ穴が開いて崩れ落ちおもしろい形の岩が出来たのだそうです。
   
3日目は、宿泊した圓山大飯店から近い忠烈祠へ。ここは、主に戦争で亡くなった英霊を祀る祠です。大門をくぐると、真っ白い石畳の広場があり、その先には真っ赤な屋根の大殿があります。ここで有名な衛兵交代を見ました。軍靴の音が響き、見物客のシャッターが切られます。白い制服は海軍、グリーンの制服は陸軍、青の制服は空軍に属する兵士だそうです。暑い中、兵士達の一糸乱れぬ真剣なきびきびした動きに皆が感動したのは、彼らがハンサムで美しかったからだけではありません・・・・。


   
今回は、故宮博物館、野柳海岸自然公園、九份、中正公園、夜市、忠烈祠、龍山寺と少々欲ばりでしたが、みんな和気藹々の楽しい旅でした。
   

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