今年の九州の夏は、猛暑ならぬ極暑でした。
外出は減り、お蔭で読書や調べもの、雑用など思いの外
はかどり、ゆっくりとした夏休みでした。
9月の声を聞くと同時に秋の風。自然って凄いですね!
今日は、先程までの暑さも忘れ、夏に行きそびれていた
美味しい「氷」を食べに行きました。
この老舗の「氷」は、手がかかっていて美味しいのです。
誇り高き職人の技は、長い経験とその心から生まれるもの。
静かな追求心が、溶けていく氷の儚さを増すようです。
粟を練って餡をかけた「あわぜん」という品は、持ち帰りに
お願いしますが、これも作るのに4日かかるといいます。
家から、車で1時間かけて行く佐賀にあるお店。
わざわざ、氷だけを食べにいくことに
価値があるのです。
高みをめざす丁寧な職人魂。とても勉強になります。
来年はやはり、夏に行きたいですね。