七夕に寄せて

子供の頃、願い事を書いた短冊を笹の葉に飾り、

夜になると牽牛と織女は無事に会えたかしら?と、

夜空を見上げたものでした…

 

今日、七夕の日のお稽古は、料理研究家の先生とそこに学ぶ人たちのクラスです。

 

ここには、日本の七夕の由来「棚機」を彷彿させる

七夕の設えがさりげなくなされています。

 

古来、日本の七夕は旧暦夏の収穫期にあたり、

旬の野菜や果物を神前に供えたといいます。

 

こちらの庭にも、茶花、ハーブ、果物などの植物が育っていますので、

きっと、古来よりの七夕の「室礼」を想いながら植物を摘み現代の「室礼」に

造形を組まれたんだと思います。

 

七夕の笹

 

笹と一緒に生けられた小判草が素敵です。

短冊の和歌もよく書けています。

 

リース

 

リース

 

ハーブだけのリースも斬新。

清々しくて神様に捧げるのにも良さそうですね!

 

お茶とお菓子

 

お稽古が終わって、最後にもう一度、

七夕の和歌と俳句を書いてみました。

 

料理研究家のYokoさん!

素敵な「室礼」有難うございました。