あれよ、あれよという間に落ち葉の季節に…
今、新しい年に向かっての干支の作品作りが終盤を迎えています。
来年は「寅」の年
額用の小作品100点と板屏風20点を作ります。
額の作品は、とりあへず1000枚書いてその中から100点を選ぶようにしています。
同じものは一枚もありません。
書は、3500年の歴史の中で象形、篆、隷、草、行、楷書など沢山の書体があるお陰で、
デザインが重なることもなく作品が出来るのです。
屏風は、2枚の板を貼り合わせ、徒然に染めたり描いたりしておいた和紙を貼ったり、古布を使います。
先に裏からデザインを施して行き全ての作業が終わって最後に、
表の白い和紙を貼ったところに「寅」の文字を入れます。
一発勝負です。
文字は気が向いた日に一気に書いて行きます。