木の葉が色づき始める頃になると来る年の干支の作品を書くのが、ここ20年
年中行事みたいになっています。
毎年、取りあえず、はがきサイズで1000枚書いてみます。その中で世に出せるものを150枚選びます。
今年の夏は家を離れてのんびり過ごしました。その折のつれづれに干支の
「とり」も書いてみました。
なんの期待もしていないのにあっという間に100パターン以上の作品が書けました。こんなことは初めてです。
しかし、もう20年続いた仕事、やはりこの時期になるとこころがさわぎます。
やおら書いてみました。夏に書いた「酉」とは雰囲気の違う「酉」があがりました。
皆さまは、どの「酉」をお持ちくださるのか?
書き手にとって、作品を待っていてくださる方がいらっしゃる。
それは励みであり幸せです。