この度、築地の東京国税局の庁舎が完成し、庁舎前広場に水路記念碑が設置されました。設置の知らせを受け観に行きました。

1871年、ときの政府は、海運や国防のために船舶が安全に航海するため、日本で初めて海図を作製しました。そして、それらの業務は、現在では海上保安庁海洋情報部に引き継がれていますが、2011年、海洋情報部の庁舎が、築地から江東区青海に移転し、跡地に東京国税局の庁舎が建ちました。

題字は、紙の幅に対し、多くの文字を書くため、胡瓜のように細長い字を並べて書いたものでした。「日本国海図及び海洋調査発祥の地」の題字が刻まれ、その由来が、日本語と、英語で記されています。

 
記念碑は、通りに面した広場に設置されていて、いつでも自由に観ることができますので、お近くに行かれる時はご覧ください。