極暑の今夏はなぜか顔真卿をよく書いた。
気ままに書いているうち 「多宝塔」の教室用の資料も出来たので、
近いうちにお稽古で教材に上げようと思う。
(顔真卿 多宝塔)
9月に入り、ふらりと出かけた山は一足早い秋の気配。
薄い紅のゆるし色の花が、白い秋を呼びこんでいるようで心地よい。
ゆるし色とは、一般の人に許された色。
(深い紫や、紅色は、禁色といわれ高貴な人のみが着用できた)
1000年も昔のことだけど…
こんな日は、自由に流れる
升色紙など書きたくなる。