甲午、「新春の集い」が 開催された。
今年こそはと、気負ったり抱負めいたりを考えたりする人は
ほとんどいない、つれずれなるままそれぞれに書を楽しんでいる人たちの
実にほのぼのとした楽しい集まりである。
出席者の中に、私の手書きした着物や帯を何人かの方が纏ってくれていた。
着物や帯は生地も様々で一発勝負。紙に書く平面の作品とは違った難しさもある。
この日、身に纏われた着物や帯は、着る人の個性や心意気も加勢して
作品を持ち上げてくれていた。感激!
「あなたにとって書くこととは」よく問われることだけど
「あるべきよう」こう答える中には こんな嬉しいことも含まれている。
澄みわたる冬の夜。六本木ヒルズクラブ51階からみる東京の夜景は美しかった。